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ビールと食品添加物(加工助剤,,炭酸ガス)


今や世界で最も多く飲まれているお酒と言えばビールでしょう。その起源は5000年以上も前にさかのぼるとも言われています。古代エジプトでも人々はビールをさまざまな料理とともに楽しんでいたことが明らかになっています。

ビールの製造工程において用いられる食品添加物には、次のようなものがありますが、いずれも加工助剤、キャリーオーバーとして分類され、その表示が免除されています。
「加工助剤」とは、製造過程で除去される、中和されるなどして、製品にはほとんど残らない物質のことです。また、「キャリーオーバー」は、原材料中には含まれているものの、製品には微量で効果が表れない物質のことをいいます。

●ビールの製造に用いられる主な食品添加物

・炭酸ガス---本来は発酵の際に発生する炭酸ガスを含んでいますが、まれに「加工助剤」として通常の水準に達するまで微量の炭酸ガスを加えて調節する場合があります。この炭酸とは、二酸化炭素(炭酸ガス)を指しています。

・硫酸カルシウム---醸造用水の水質を調整するために使用されることがあります。しかし最終的な製品中の成分濃度を増さないことから「加工助剤」として扱われ、表示が免除になります。また、酵母発酵を利用する食品でのイーストフード(酵母の栄養源)などにも使われます。

・二酸化硫黄---ホップに微量の二酸化硫黄が残留していることがありますが、煮沸の工程で除去されることから「キャリーオーバー」として扱われ、表示が免除されます。

・タンニン酸(抽出物)---混濁物質(未分解タンパク)や、混濁物質の生成要因となる原因物質を除去し、ビールの透明度を向上させたり、混濁の発生を予防する目的で「加工助剤」として使用されます。貯酒タンクで沈殿、またはろ過されることから製品には残留しません。

・ケイソウ土---貯蔵中ろ過剤として使用されます。貯酒タンクで沈殿、またはろ過されることから製品には残留しません。「加工助剤」です。
最近は、いろいろなビールが出回り、濃色麦芽を併用した「黒ビール」「スタウト」などが人気になっています。

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